内容証明郵便とは

内容証明郵便とは、いつ、どのような内容の文書が、誰から誰に差し出されたかということを郵便局が証明するサービスです。このような証明は、差出人が作成した謄本によって行われます。もし必要があれば、差出人は、差し出した日から5年以内は、郵便局に保存されている謄本の閲覧を請求することができます。また、差出人はその期間内に限り、郵便局に謄本を提出して再度証明を受けることができます。

このような内容証明郵便を利用するメリットですが、やはり郵便局に証拠が残されることで、そのような郵便物は受け取っていないという相手方の言い訳を封じることができるという点が最大のものになるでしょう。また、郵便局に証拠が残るという点から、裁判で有利な証拠を残すこともできます。例えば、消滅時効完成間際の請求権については請求すれば暫定的に時効を中断させることができますが、この請求を口頭で行った場合には証拠が残らず、後日裁判となった時に相手方が請求はなかったと主張して時効を援用する恐れがあります。しかし、請求を内容証明郵便で行えば、これを証拠として提出することで、相手方のそのような主張を封じることが可能になります。もっとも、請求から6か月以内に訴訟を提起するなどしなければ、時効は中断しませんので注意が必要です。

さらに、内容証明郵便によって法的主張等を行うことで、相手方にプレッシャーをかけることもでき、これによってスムーズに交渉が行えるという効果も期待できます。

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